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VRS-GPS測量 導入しています
VRS測量てなんだ

ネットワーク型RTK-GPS測量ともいう

2002年5月より電子基準点のリアルタイムデータを民間に開放されました。
これにより、ネットワーク形RTK-GPS測量という、新しい測量方法が出来るようになりました。

電子基準点 邑久
 当社より、一番近い電子基準点
 ブールライン 一本松展望園内にある 
 電子基準点 邑久(950396)

 岡山県南東部の基準になっている電子基準点


機材として、GPS受信機、携帯型コンピュータ(コントローラ)、携帯電話等
と昨今技術革新が著しい機器を使用して、位置精度1〜2cmで測量できる方法です。(観測条件等による)

これらの、機器を使用して、国土地理院からおくられてくる電子基準点のデータを配信会社が解析し測量業者に提供するシステムです。

GPSの測量方法としては以下のものがあります。
1.単独測位
    カーナビ、ハンディGPS 等 精度10〜30m
2.相対測位
    スタティック等の従来方式  精度1cm GPS受信機 複数台必要 (概ね5台くらい 1台150万〜300万)

上記の問題を解決するために
開発されたネットワーク型GPS測位

また、ネットワーク型RTK測量にもVRS方式とFKP方式があり、株式会社ジェノバ、日本GPSデータサービス株式会社 三菱電機株式会社 それぞれ配信業者(各社計算方法は違う)をしている。

当社では、
VRS〔Virtual Reference Station](仮想基準点)システム

株式会社 ジェノバと契約としています。


このVRS技術は、1台の受信機で最大1cmの精度を実現します。(精度についてはGPS人工衛星の配置等による) 概略として従来の相対測位で使用していた既知点に設ける2台目の受信機を、常に1台目の近辺に『仮想的』に設けることで、 安定した高精度の位置情報を取得できます。
(電子基準点を既知点とした測量結果をだせる。)


結局、いつでも、配信業者のコンピュータで人工衛星の電波の把握ができるらしい。
あれこれ書きましたが詳しくは、株式会社 ジェノバホームページをごらんください。
ジェノバさんホームページは こちら   

そのジェノバさんの配信技術は、特許取得しています。  
それもこちらから

そこで、その技術を信頼し平成16年4月GPSを導入いたしました。

また、当社は、単点方式による、座標の復元性に
注目しており、導入以来、同じ測点で観測、実際どのくらい結果がでるものか実証実験いたしました。(まだ実施中)
いつも同じような数値になるのか?
経年的な変化があるのか?

当社本社前にて観測結果をまとめてみました。
                         世界測地系 第X系
観測年月 2004年4月 2005年9月 2006年6月 2007年7月 2008年6月
-148493.536 -148493.531 -148493.533 -148493.523 -148493.521
-27637.999 -27637.991 -27637.992 -27637.989 -27638.000
標高 1.659 1.593  1.582 1.578 1.571
    2005年7月電子基準点の標高が変更されました

いまのところ、いい数値がでていると思います・・・・・・

同じような、数字が求められることは、同じ場所に復元できることになると考えられえます。


導入メリットは
電子基準点を利用している
与点の精度不良による座標値の劣化がない
即座に座標値を求めることができる
どの地点においても同等の精度が確保できる
従来方式より、低価格で提供できる

ただ万能ではないようです。
いつでも作業できるわけではない(人工衛星の状態による。)
携帯電話の届かないところでは観測できない(VRS-RTK測量)

  VRSスタティ久測量では、携帯電話はなくてもよい。機会があればありましたら  別ページで

また、国土交通省作業規程に準ずる作業規程案
「ネットワーク形RTK-GPSを利用する 公共測量作業マニュアル(案)」(平成17年6月)に策定され、公共測量にも利用できるようになりました。

当社では、みなさまにも利用して頂きたく
1点20000円〜
リーズナブルなお値段にてご提供いたします。

ご質問、お見積もりは、こちら










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